なぜADR裁定取引はリスクを極限まで「0」にできるのか?

裁定取引には、多数の種類があり、裁定取引手法も様々な手法が存在します。

そんな数ある裁定取引の中で、なぜADR裁定取引はリスクを極限まで「0」にできるのか?をご存知でしょうか?

このことは、プロである機関投資家などでは知られておりますが、現実にはADR裁定取引を行っておりません。

 機関投資家がADR裁定取引を行わない理由 
● 日本の証券会社を介して裁定取引ができない上、面倒なため
● 何百億円~何千億円を運用する機関投資家にとっては、出来高が少ないため投資できない

当社は資産運用コンサルティング企業として、常に資産運用の利益を追求するためにあらゆる裁定取引を検証してきました。
そしてある答えを導くことが出来ました。

その答えはお伝えする前に、まずは、裁定取引の種類・裁定取引の実態・裁定取引の検証結果をご覧ください。

 機関投資家の裁定取引の特徴

裁定取引の主体となるのは個人投資家ではなく、銀行や証券会社といった機関投資家です。
取引金額が大きくなることから株式市場にも大きな影響を与えるので、機関投資家の裁定取引の動向は個人投資家の注目を集める要素の一つでもあります。

個人投資家が信用取引を使って個別銘柄を対象とするのに対して、機関投資家は「日経平均株価」と「日経平均先物」を対象とすることが少なくありません。そのため、個別銘柄だけでなく、日経平均株価全体にも影響が大きくなります。

裁定取引は、ヘッジファンドなどのプロ投資家向けの手法で、日経平均株価やTOPIXなどの代表的株価指数を対象に、かなり大きな金額で行われるものがほとんどです。

したがって個人投資家が容易に行える取引とは言えませんが、一般的な株価指数先物の代表的な取引事例として、どのようなものか簡単に見ておきましょう。

日経平均株価は、225社の株価の平均として算出されています。
ですから、225社の株を同時に買えば、株価指数に投資するのと同じことになります。

もし先物価格が理論価格より高ければ、先物を売って225社の現物株を買うことで、その価格差が解消したときに利益が出ます。
これが裁定取引です。

 裁定取引の種類

裁定取引には、多数の種類が存在しますが、大分すると7種類に分かれてます。

 7種類の裁定取引 
① 株式(日経平均)裁定取引
② 外為(FX)裁定取引
③ 暗号資産(仮想通貨)裁定取引
④ 金融先物裁定取引
⑤ 商品先物裁定取引
⑥ 資源通貨裁定取引
⑦ その他の裁定取引

 

 裁定取引の検証結果

裁定取引の検証結果を10段階で表示 ※当社独自の検証結果となります

株式(日経平均)
裁定取引 概 要 検証結果
株式信用取引裁定取引 裁定取引の機会が比較的少ない 6
先渡契約とオプション契約 先渡取引、先物取引、スワップ取引、オプション取引の知識が相当必要となる 7
PTSと東証の裁定取引 通常取引に比べて流動性が少なく、出来高が0というケースもある 2
マーケットメイク系アルゴリズム(ADR) 買いと売りの両方で指値注文を出すことで、その差額を利益として獲得する手法 9
執行系アルゴリズム 機関投資家などの専門家が行う裁定取引で潤沢な資金が必要 7
トゥルー・裁定取引 トゥルー・裁定取引が可能になるような市場の非効率性は大幅に解消されている 3
リスク・裁定取引 買収される会社の株式のように、株価が急激に変動するような株の取引 4
ヘッジファンド裁定取引 ヘッジファンドなどのプロ向けで潤沢な資金が必要 7
CB裁定取引 ヘッジファンドなどのプロ向けで潤沢な資金が必要 7
キャピタル・ストラクチャー・アーブ ヘッジファンドなどのプロ向けで潤沢な資金が必要 7
外国為替(FX)
裁定取引 概 要 検証結果
レーテンシー裁定取引 勝率は良いが自動売買ができない 5
トライアングル裁定取引 難易度が高い 3
スワップ裁定取引 ハイレバレッジでロスカットに注意する必要があり、変動の仕方によっては破綻のリスクもある 4
暗号資産(仮想通貨)
裁定取引 概 要 検証結果
暗号資産現物裁定取引 一度の利益が小さく、突然の価格変動による損することがある 4
暗号資産レバレッジ裁定取引 価格差がさらに広がる可能性があり損失を被る可能性がある 3
暗号資産クロス裁定取引 暗号資産が値下がると全体の資産が減る 3
金融先物
裁定取引 概 要 検証結果
日経225先物裁定取引
(インデックス間スプレッド取引)
(限月間スプレッド取引)
日経225先物 × TOPIX先物 [メイン]、日経225mini × TOPIX先物、日経225先物 × JPX400先物、日経225mini × JPX400先物、JPX400先物 × TOPIX先物。もっとも有名な裁定取引で、絶対的に利益を上げる手法が存在するが先物の知識が必須 8
日経225先物オプションインデックス 日経225先物オプションの裁定取引は、絶対的に利益を上げる手法が存在するが、注意しなければならない点がある 8
国債アーブ裁定取引 国債アーブのリスクは極めて小さく、また国債はかなり大きな金額でも取引できるため、取引額を大きくすることでそれなりの利益が出るが、短期取引には不向き 4
ETF裁定取引 日経平均、外国株、原油、金などで投資信託の一種で、信託銀行が資産を預かる 5
商品先物
裁定取引 概 要 検証結果
商品間スプレッド 白金と金、白金とパラジウム、原油とガソリン、原油と灯油、ガソリンと灯油、トウモロコシと大豆などがあるが商品先物の知識が必須 6
資源通貨
裁定取引 概 要 検証結果
資源通貨裁定取引
(コモディティ・カレンシー)
豪ドル(鉄鉱石、石炭、石油、金、ボーキサイト、ウラン、農産物)、ニュージーランドドル(農産物、畜産物)カナダドル(石油、天然ガス、石炭、金、ウラン、農産物)、南アフリカランド(金、プラチナ、ダイヤモンド)、ノルウェークローナ(石油、天然ガス) 4
コモディティ裁定取引 金と原油など相関性のあるコモディティを緻密に追跡する情報が必須 4
その他
裁定取引 概 要 検証結果
M&A裁定取引 買収合併裁定取引は損失が出るリスクがあるため「リスク裁定取引」とも言われる 3
ブックメーカー 今ではブックメーカー裁定取引の存在が広まりすぎてしまって、ほとんど裁定取引のできる試合がなくなっている 2

 検証結果のまとめ
● 安定して勝率・利益率を確保できる裁定取引は「株式裁定取引とADR裁定取引」だけである。
● 機関投資家などのプロ投資家は「外国為替(FX)と暗号資産(仮想通貨)」には一切手を出さない。

 

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