ADR(米国預託証券)とは

ADRとは、米国預託証券のことで、日本企業の株をアメリカ証券市場で売買できる日本企業株を「ADR」と言います。
日本の「主要銘柄(Main Board)11社」と「店頭銘柄(OTC)268社」で構成されております。(2020年07月14日時点)

ADR(米国預託証券)の仕組み

株式上場の資金調達の流れ

株式上場の資金調達の流れ

日本企業が日本国内で資金調達する際には、証券取引所に株式を上場し、証券会社を介して、投資家より資金調達を行います。
しかし、海外市場で株式を上場するには、その国の法制度や規則に準じて株式上場しなければならないため、海外での資金調達が困難となります。

ADR(米国預託証券)の仕組み

ADR(米国預託証券)の仕組み

そこで、日本の銀行に預けた「株券」を担保に、現地のアメリカの銀行が代替証券として「DR(預託証券)」を発行し、米国株式と同じようにアメリカ市場で売買できるようにしたものが「ADR」です。

 ADR(米国預託証券)の仕組みの流れ 
① 日本の銀行に自社の「A社株券」を預ける
② 日本の銀行に預けた「A社株券」を担保に、アメリカの銀行が「DR(預託証券)」を発行
③ アメリカの証券取引所でA社株の売買することにより、資金調達が可能となる

企業は、このDR(預託証券)を海外の証券取引所で売買することにより、海外での資金調達が可能となります。各国において株式に関する規制や制度が異なる事情から、海外からの上場が難しい場合や、資金調達を行いたい場合等に用いられる手段です。

DR(米国預託証券)の種類

ADR 米国預託証券
GDR グローバル預託証券
EDR 欧州預託証券
GBC ドイツ無記名証券
JDR 日本預託証券
HKDR 香港預託証券

預託証券は発行される市場により、DR(預託証券)の名前が異なってきます。

「米国預託証券(ADR)」や「グローバル預託証券(GDR)」、「欧州預託証券(EDR)」、「ドイツ無記名証券(GBC)」、「日本預託証券(JDR)」、「香港預託証券(HKDR)」などの種類があります。

その中でも、最も有名なのは、米国の「ADR」が一番有名です。通常、欧州や日本、新興国などの有力企業がニューヨーク証券取引所などに上場する際に活用されています。

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